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胃内視鏡検査
前日から検査当日までの過ごし方
- 午前中の胃カメラの場合は検査の12時間前までに夕食を終えてください。それ以降の飲食は、お水・お茶、スポーツドリンク以外は控えましょう。
- 胃カメラの前に腹部エコー検査を予約されている方は、ゼリー飲料も控えてください。
- 当日の朝は何も食べず、水以外の水分は控えましょう。
- 午後の検査の場合は消化のよい朝食を午前8時までに終えてください。昼食は控えていただきますが2時間前まではゼリー飲料(ウィダーインゼリーなど)やお茶とお水、スポーツドリンクはかまいません。
※薬を服用されている場合は、医師と事前にご相談ください。服装は体を締め付けるものは避け、ラフな格好でいらしてください。
鎮静剤(いわゆる検査中の麻酔)を希望される方は、自身で自動車、バイク、自転車を運転してのご来院は、くれぐれも控えてください。
また検査後も当日の運転は控えてください。
この点をお守りいただけなかった場合の事故の責任は、一切負えません。
当日の胃内視鏡検査の流れ
検査の準備
- スタッフが前日からの食事や服薬の状況を伺います
- 胃の中にある胃液、粘液の泡立ちを抑える薬をのみます。
- のどの奥に麻酔をする局所麻酔薬(少し粘度の高い液体)を口にためて少しずつ飲み込んでください。うがいの要領で喉の奥にためておいてから吐き出しても結構です。
ほとんどの方が希望されますが鎮静剤の注射を行ってから検査を開始します。この鎮静剤の量が一番のポイントです。
検査開始
- 検査の開始(所要時間5~10分)
- 検査室に移動し上着を脱ぎネクタイなどの体を締め付けるものは外してください。
- めがねを外しベルトを緩めてください。
- 入れ歯は飲み込む心配がないぐらい大きいものはそのままで結構です。ブリッジなど金具で引っかけるものは外してください。
- 検査を楽にいただくための鎮静剤の使用は事前に問診させていただいていますが、鎮静剤の量は年齢や体格などに応じて適量を医師が判断します。
- 当院では全て経口内視鏡ですが、患者さん自身が飲み込もうとする必要はありません。
- 全て医師が自然に挿入して観察検査を行います。
- ほとんどの方が鎮静剤の使用を希望されるので、気がついたときにはすっかり検査が終わっています。
(鎮静剤の使用による偶発事故は過去20年以上の間、3万件以上の検査で当院では一度も起こっていません)
胃内視鏡検査後
- 検査後は少し休んでいただいてから検査結果説明を行います。
- すっかり目が覚めるまでの時間も個人差が大きいので、なるべく検査後にお急ぎの用事は入れないでください。
- 日頃、寝不足やお疲れがたまっている方は思いのほか長く寝てしまうことがありますので、あらかじめ声をおかけする時間を相談させていただくことも出来ます。
内視鏡検査を受けたあとの過ごし方
- 胃カメラも大腸内視鏡検査もエアーを胃腸の中に入れて空間を作って病変の有無を観察するので検査後におなかが張っていることがあります。できる限り検査の終了直前にエアーを抜くのですが、1~2時間は不快に感じることがあるかもしれません。
そういうときはじっとせずに軽いストレッチをしたり軽食をとるなどすることで胃腸の動きがよくなり、はやくガスが抜けることがあります。 - 大腸のポリープ切除後に出血することがごくまれにあります。(当院では5年に1例程度です)
多くは1~2日で自然止血しますが、なかなか出血が止まらない場合は検査後にお渡しする説明書に緊急連絡先の携帯電話番号を記載していますので遠慮なくお電話ください。